平成28年度　福中・福高同窓会総会　レポート

来年はいよいよ100周年！　９９年分の歴史が会場に集まった

　平成２８年６月１２日（日）、福岡国際会議場（福岡市博多区）で「平成２８年度福中・福高同窓会」が開催され、会場には全国から約８００人の同窓生が集った。今年のテーマは「Ｉ ＬＯＶＥ 福中・福高×９９」。記念すべき創立１００周年まで、残すところ１年。先輩方が繋いでくれた、鈎年分の歴史の集大成とも言えるこの目に感謝を込め、幹事学年メンバーたちが精一杯参加者をもてなした。最後は恒例の「博多祝い目出度」と「博多手一本」で締め、閉幕した。

　創立９９年目、来年はいよいよ１００周年…。今年の同窓会テーマである「Ｉ ＬＯＶＥ 福中・福高×９９」には、『今があるのは福中・福高の先輩方が、学校の伝統や文化を後輩へ繋いでくれたおかげ』との想いが込められている。感謝と、母校への愛情や誇りの気持ちを込めて、高５２回生・当番幹事らで決定した。

　当番幹事は毎年、３５歳となる年代が受け持つが、男性・女性ともに、働き盛り・子育て真っ最中の忙しい時期でもある。高５２回生のメンバーも、同窓会打ち合わせなどに全員が揃うことが難しかったが、ライン、フェイスブックなどのＳＮＳをフル活用し、決定事項や次回の課題などの情報を共有したそう。

　その取り組みが、全員の責任感と一体感を生み、今回は新しい試みとして、還暦の先輩方のお祝いに「餅っき」を敢行。杵と臼で付いた餅の、仕上げを還暦の方々に担当してもらった。完成したつきたての餅は参加者全員に振る舞い、還暦の先輩方も嬉しそうな表情に。

　この他、鏡開きや学校応援のエール、福高応援歌を全員で熱唱。高５２回生実行委員森川慎太郎氏から、高５３回生実行委員長垂見憲明氏に、１００周年に向けた同窓会旗が引き継がれた 。